整体師になった理学療法士の体に良いハナシ

整形外科勤務経験のある理学療法士が整体師になりました。日々の学んだことや感じた体にいいおハナシを書いていきたいと思います。

タッチの方法

こんにちは。

Body Care EARTH院長の高尾です。

 

前回の記事でタッチの重要性についてお話させていただきました。

 

bodycare-earth.hatenablog.com

 

今回はその大事なタッチの方法についてお話させていただきます。

※今回のタッチは僕が思って実践している方法なので、ほかにもいい方法があると思います。その程度で読んでいただければと思います。

 

まず、僕がヒトの身体を触るときに一番意識しているのは

皮膚の受容器を反応させないこと

です。

これは前回の記事でもお話させていただいたのですが、そもそも施術者がお客様の身体に不快刺激をいれること自体が本末転倒です。

 

特に僕たちが触る際に反応するのは皮膚の触覚、圧覚、温冷覚が主に反応します。

温冷覚に関しては当たり前なんですが、施術者の手が冷たいなんて言語道断です。

触られて「冷たい!」なんて感じさせたら当然体は防御的な反応をして、筋肉や関節の動きは低下します。

また、案外知らない人もいるかもしれないですが、圧覚も反応しやすいので、僕は特にこの圧覚に対しては注意しています。

 

筋腹には圧迫を加えない
点ではなく、面で触る
自分の手を柔らかくする
皮膚と皮膚で接触するのではなく、骨と骨で接触する

 

最後の一つは意味不明ですね(笑)これに関してはイメージに近いものなんですが、順を追って説明していきます。

筋腹には圧迫を加えない

これはもはや常識です。

たまにしている人を見ることがありますが、一番体が防御的な反応を示します。

そもそも筋肉の中には「筋紡錘」という細胞があり、筋肉の長さの変位に反応し、筋肉の緊張を調節しています。

つまり、筋肉が伸長されると筋紡錘が反応し、元の長さに戻るように張力が働くようにできています。

ここではⅠa繊維とかα繊維とかの話は割愛させていただくので、気になった方は「筋紡錘」で調べてみてください。

筋紡錘は筋腹に存在するので、施術者が筋腹に圧迫を加えてしまうと筋肉が伸ばされるようになり、筋紡錘が反応してしまいます。

つま先立ちを例にしてみます。

・まず、片足でつま先立ちをする。

・そのあと、ふくらはぎを1回ぐっと握る。

・もう一度つま先立ちをする。

どうですか?つま先立ちがしにくくなりますよね?

これは握ったことでふくらはぎの筋肉が防御的に働き、うまく力が発揮できなくなっている状態です。

 

この状態を施術者が作り出し、その後で「力が弱い、動きが悪い」と言っていたらおかしくないですか?

 

点ではなく面で触る

これも上記の部分と似てるんですが、点で触ると圧が高くなります。

同じ力で押してもより接触点が小さくなるほど当たっている部分にかかる圧は高くなりますよね?

そうなると、筋紡錘の反射や皮膚受容器の中の圧覚などは反応しやすくなるので、筋の反射が起きやすくなります。

マイオセラピーのようにある一点に刺激を入れたい場合はそれでいいのでしょうが、関節を動かすために四肢を触るのであればより面で接触する方がいいと思います。

 

自分の手を柔らかくする

これもぱっと見よくわからないかもしれませんが、結構重要です。

僕たち施術家やセラピストが触る相手というのは、患者様、お客様になります。

 つまり、何かしら体に問題がある人ということになるので、触ろうとする部位は少なからず筋肉やその他の緊張状態になっていることが多いです。

緊張している組織というのは硬くなっています。

一昔前、テレビのACジャパンが「セトモノとセトモノが当たれば割れてしまう」みたいなこと言ってましたよね?

相手が固いのにこちらまで硬い状態で触ってしまうと、決していい反応は起きません。

「硬いものを退治しよう!」と思って触ってしまうと、どうしても施術者側の手が固くなってしまうので、「寄り添おう」くらいに思いながら触ると相手の身体は自然に緊張がほぐれます^^

 

皮膚と皮膚で接触するのでなく、骨と骨で接触する

以前の記事でも書かせていただいたのですが、僕たちは筋肉を触る、内臓を触るなどと言いますが、実際は皮膚、もしくは衣服にしか触れていません。

そこから感覚を深部へ落としていくことで筋肉や内臓の動きを感じ、調整していきます。

それと同様に、関節を動かす際も皮膚と皮膚の接触への意識になってしまうと、関節を動かすために皮膚に過剰なテンションをかけてしまうことになります。

そうなると必然的に皮膚の受容器が反応し、身体に余計な緊張が入ってしまいます。

そのため、まず相手の身体に接触する際に皮膚や筋肉への意識を飛ばし、より動かしたい関節に関係する骨への接触をイメージすると、相手側の身体の余計な緊張が生じにくくなります。

その状態で動かすと、より関節だけの運動を誘導することが出来るので、相手はストレスを感じにくくなります。

 

 

このような点を意識すると施術内容を変えることなく、より効果的な施術が展開できるのではないかと考えています。

もちろん、ハンドリング方法はもっとありますし、いかに相手がストレスを感じることがなく、リラックスした状態に誘導できるかになると思うので、会話方法や支持方法などもっとあると思います^^

 

よければお試しください^^

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

自然治癒力を高める整体院
Body Care EARTH(ボディケアアース)
オステオパシーカイロプラクティック、頭蓋仙骨療法

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